コンサルソーシング株式会社　佐久間 陽子様に伺いました。

eラーニングなら社員の教育格差をなくせる！

コンサルティング・研修を展開する中で、社員の人材教育に大きな壁があることを痛感していました。バブル崩壊、リーマンショック以降、多くの企業はコストの削減を推し進める中、社員教育に時間もお金もかけられない状態になってしまいました。社員教育ができるのは一部の企業、教育を受けられるのは一部の社員というように、企業間、企業内において社員の教育格差が広がっています。
この教育格差をなくさなければ企業の競争力は高まりません。
しかし、コンサルティングや研修ではこの教育格差は解決できません。

この課題を解決するために、導入しやすく、時間やコストの負担も少なく、オンサイトで社員全員を対象とした教育の機会を提供する方法を模索していました。
そして、「eラーニング」が使えるのではないか？と研究を始めました。

既存の教材資産を活かしてアニメ付きeラーニング教材が作成できる

Web上で様々なソリューションを探していたところ、STORM Maker が目に留まったのです。私たちが既に持っている数百にも及ぶパワーポイントの教材資産が、そのまま利用できるということが最初の選定理由でした。

当初、対面を重んじるコンサルティングや研修を行っていた経験から、「eラーニング」による教育には懐疑的でした。しかし、STORM Makerを導入し、研究を重ねる内に、音声とアニメ―ションを組み合わせた説明は、私たちの想像を超える説明力があることがわかりました。

私たちは、経営や仕事を高めるための管理・改善の原理・原則を教えることが多いのですが、この原理･原則の概念をロジカルに説明するのにアニメ―ションは最高の伝達力があります。私たちは、「ロジカル・アニメーション」と命名して、ｅラーニングにしかできない教育方法の１つとしてコンテンツに採用しています。
STORM Makerを使ってみて、高度な専門的知識やスキルも必要なく、音声とアニメ―ションを多用したｅラーニングコンテンツが作成できることに感激と感謝をしました。

STORM Makerによって、教育格差をなくせる、使える「eラーニング」が提供できると確信しました。

生産性の高いeラーニング教材作成ソフト

当初、STORM Makerには、「簡易作成モード」がありませんでした。
アニメーションと音声の同期を取るために、手作業で同期ポイントを１つずつ入力し、１つの教材をeラーニングコンテンツに変換するのに２時間近くかかっていました。ところが、STORM Makerのバージョンアップによって「簡易作成モード」が追加され、変換時間は５分程度となり、飛躍的に生産性が高まりました。
おかげで、３００近い講座を１年足らずで作成することができました。
教材開発のリードタイムが短縮でき、コンテンツの改訂・更新もタイムリーに行えますので、お客様個々のカスタマイズも簡単にできます。

また、テストやアンケートに活用しているTHiNQ Makerも、エクセルで作成した問題文をCSVデータで取り込み変換できるため、コンテンツ作成の生産性が高いソフトです。

STORM Maker、THiNQ Makerは、一度変換してしまえば、LMS公開用以外にもWeb公開用にも書き出すことができ、STORM Makerは、さらにムービー形式でも書き出せるため、教育用だけでなく、手順説明用、営業用など様々な用途に使え、ビジネスを広げていくことにも大きく役立っています。