岡山大学　情報統括センター 稗田　隆様に伺いました。

大学で評価されている音声付教材作成ソフトを導入

岡山大学では、授業風景を録画して動画コンテンツとしてLMS上で公開する計画があり、また10分程度の簡易な動画教材作成構築環境の整備が必要でした。他の大学などの利用事例から、音声合成を利用したSTORM Makerの存在を知り、興味を持ちました。

STORM Makerを調べてみると、パワーポイントを素材として簡単に音声付教材が作成できることがわかりました。導入まで時間がなく、短期間での採用が必要でしたが、Webサイトには詳しい製品概要が掲載されており、音声合成の品質も十分と判断したため、STORM Makerを採用することに決めました。

予習用とあわせてスマートフォンで試験前の確認も可能

まずば、新入生2,300名に対して提供される必須科目「情報処理入門」の教材作成にSTORM Makerを利用しています。次回内容の予習用に音声付コンテンツを作成し、LMSに搭載します。情報処理の基本的理解とともに、全学生の基本スキル向上を目指しています。

また、理解度を2回のテストで評価していますが、2回目のテストに向けた学生の自学修の支援、学習内容確認にもSTORM Makerを活用できると考えています。スマートフォンで学習できる点も大いに期待しています。 　

音声付教材が数クリックで完成～LMS登録工程も簡単

パワーポイントから動画コンテンツの作成の容易さ、作成スピードの速さ、LMSへのアップロードいずれも十分満足しています。わずか2、3クリックで音声付コンテンツが完成します。STORM Makerの操作性を高く評価しています。

パワーポイントとノートで自動生成できる「簡単作成」が前提でSTORM Makerを導入したのですが、ビデオと組み合わせたコンテンツも作成できることから、学内からはスマートフォンで撮影した動画とパワーポイントを組み合わせたい、などの要望も出てきました。予想以上にSTORM Makerを活用できそうですので、今後、動画作成ツールとして広く提供していきたいと考えています。