123の症例プラクティス
株式会社アトムス
医学書籍や学会誌の出版、医学関連のソフトウェアの開発・制作・ 販売を行うアトムス様。一部の海外の医学書籍やソフトウェアの代理店業務も行なっています。
今回、疾患症例テストを多数納めたCD-ROM付属の書籍を出版、クイズ作成ソフトには画像を最大限に活用できるTHiNQ Makerが選ばれました。
付属のCD-ROMとともにWeb学習コンテンツもあわせて提供し、多忙な医師がいつでもスマートフォン、タブレットからも利用できる仕組みを構築しています。
問題、資料、解説の3段階で画像をふんだんに使い、症例プラクティスにあわせて、画像・所見・選択肢のレイアウトスキンをカスタマイズで実現しています。
利用例非公開
株式会社アトムス 遠矢様に伺いました。
THiNQ Maker導入前の課題を教えてください。
医師向けの医学書籍「呼吸器疾患診断アプローチ」の出版にあたり、書籍の付録として123の症例を納めた自己学習用問題集を作成することになりました。
当初は、社内でオリジナルのクイズソフトを作成する予定だったのですが、人員・時間・予算の余裕がなく、急遽外注あるいは既存プログラムでの対応策を考えることになりました。
THiNQ Maker導入の決め手は何でしたか?
早速、検索で「THiNQ Maker」とその他いくつかの製品サイトを拝見しました。
問題と回答だけの単純な形式が多い中、THiNQ Makerは、「問題」「資料」「解説」の3段階が用意されていて、さらにその各段階にすべて画像を使用できました。これらをサイトのサンプルで確認することができたので、すぐに無料体験版を試すことになりました。
また自己学習用問題集には、症例別の画像・所見・選択肢の3つの要素を盛り込みたかったのですが、そちらもカスタマイズで実現可能であることがわかりました。
無料体験版を試すと、データの入力方法も直感的でわかりやすく、THiNQ Makerは、私たちのリクエストに答えてくれるソフトであると判断しました。
書籍付属CD-ROMとしてTHiNQ Makerを活用するメリットは何ですか?
書籍の中でも症例を学んでいきますが、本に納めるには量的に限界があります。
123の症例の中には非常に稀な疾患も含まれ、書籍に掲載しきれなかった画像も納められています。THiNQ Makerでは、病理画像などフルカラーの写真を資料や解説に設定することができ、診断の際の大きなポイントとなります。
書籍を購入した方は、付属のCD-ROMで自己学習できると同時に、専用IDでWeb上でも同内容のコンテンツにアクセスできる仕組みになっています。 特に医師のiPad普及率は非常に高く、スマートフォン、タブレットからブラウザベースで利用できるTHiNQは、学習の機会を逃しません。 また、THiNQは問題、資料、解説のすべてにリンク設定が可能であり、今回の問題集では、画像の拡大に大変役立ちました。資料からWebページへリンクし、ヒントを複数段階で見せるような方法など、活用範囲が広がりそうです。
今後、THiNQ Makerを活用したご計画はありますか?
設問に動画を活用したいと考えています。
心臓をはじめとする超音波検査などは動画で出題すれば有用でしょう。
さらに、展示会場におけるアンケートにも活用したいです。
アンケート結果を即座に集計する「スコア機能」も、最近、結果がグラフ表示されるなど機能強化されているようですので、是非とも会場で活用してみたいと思います。
ロゴスウェアの仕事の進め方はいかがでしたか?
営業、サポートいずれも非常に迅速で的確、親切な対応でとても助かりました。
LOGOSWAREチャンネルにゲスト出演いただきました
*本記事は2012年に取材した内容をもとに構成しています。
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