原宿米　谷中様に伺いました。

THiNQ Maker 導入前にどのような課題がありましたか？

インターネット通販を利用したことがある方には「レビュー」はお馴染みのシステムです。
自分も購入者の立場になると、他の人のレビューは自分の購入判断にとても重要な要素であることが理解できます。しかし、実際に書くのはハードルが高いものです。

私たちも以前からお客様にレビューを書いていただくために、Google ドキュメントのアンケートフォームを利用していました。「○○について答えてください」という質問に対して入力フィールドがある形式ですが、なかなか声が集まりませんでした。
何か購入したときに、「わざわざ時間をかけて答える暇はない」ということはよくあることでしょう。個人情報やレビューの著作権について通知していると、意欲が失せてしまい、投稿に結びつかない。
お客様にレビューの趣旨をご理解いただいて、時間を使ってコメントを書いていただくことが大きな課題でした。

レビューにTHiNQを活用するアイデアはどのように生まれたのですか？

私はお米の直販事業とは別に会社を経営しています。
実はそちらでeラーニングにおいてTHiNQ Maker を使う機会がありました。
THiNQ には、自由にテキストを書き込める回答形式が用意されていますので、これを原宿米のレビューとして活用できないか？と考え始めました。
THiNQ Maker は、もともとテストやクイズを作るためのソフトで、回答を集計する「スコア機能」が装備されています。レビューが書けて、回答を蓄積できるシステムさえあれば良かったのですが、THiNQ はそれが高いレベルで標準装備されていたのです。

THiNQ Maker 採用の決め手、評価ポイントは何でしょうか？

１つ目は、画像が扱える点です。
イラストやビジュアルに力があるのは、実証済みです。
原宿米ではオリジナルキャラクターが特徴のひとつですが、私どもの良さを伸ばすためには、THiNQ が最適であり、ぜひ使いたいと思いました。

2つ目は、対応しているプラットフォームが多いことです。
THiNQ は、パソコンをはじめ、Android、iPhone、iPadをサポートしています。
原宿米ショップでご購入いただいた方で、フィーチャーフォンを使ったアクセスは現状ないので、ほとんど全方位に対応できています。

3つ目は、Webサーバに回答データを残さない点です。
公開サーバに回答データを蓄積することは避けたいと思っていました。
THiNQ の場合、アクセス権の管理されたサーバにデータが蓄積されるので、 設定や作りこみを行う必要がなく、作業ミスが起きません。

THiNQ Maker は、優れたインターフェースを提供してくれるだけでなく、閲覧環境やセキュリティ上の課題もクリアできるソフトです。

THiNQ によるレビューで課題は改善されていますか？

レビューは徐々に増えてきています。
THiNQ によるレビューの仕組みに対してTwitter上でも何件か反応をいただいております。

レビューを充実させるのは、これからの課題です。
お客様に時間を使って答えていただくということに対して満足いただけるメリットやコンテンツを用意して、気軽に答えていただけるようなレビューの仕組みを作りたいです。
現段階では、Twitterでご感想をいただくケースが多いので、その内容を、購入検討されている方にも見ていただけて、同時に感想を書いてくださった方も気持ちよくいられるような仕組みが作りたいと考えています。ソーシャルメディアで繋がってしまうと、逆に言いにくいところも出てくるかもしれません。いろいろなご意見やご要望について、思わず本音をポロリとこぼしてしまうようなアンケートにしていきたいと思います。

今後は、THiNQ で音声や動画を組み込んだ楽しく魅力あるコンテンツづくりにも挑戦していきたいと思います。

ロゴスウェアの仕事の進め方はいかがでしたか？

導入の相談時から丁寧にご対応いただきました。
不具合ではない緊急度の低い質問に対しても迅速にお答えくださり、細かく説明してくださいますので、大きな信頼を置いております。