マサル工業株式会社　天沼　雄一様に伺いました。

設備工事の現場で電子カタログをモバイル閲覧したい

当社では、5年ほど前から他社メーカーの電子ブックソフトを使い、商品を電子カタログとして公開していました。しかし、ソフトのバージョンアップがうまくできておらず、モバイルでの閲覧に対応しておりませんでした。

当社の主なお客様である設備工事の業者様は、施工現場で必要な資材を近くのホームセンターで購入するケースが増えています。その際、現場で必要な資材が当社商品のどの品物に該当するのか、商品カタログで調べる必要があるのですが、電子カタログは公開しているものの、モバイル閲覧はできないため、未だに実物のカタログが手放せない状況でした。

しかし、昨今のスマートフォン端末の普及により、スマートフォンを持ち歩く業者様が多くなっています。現場で資材を調達する際、業者様に当社商品を指定して頂くことが重要な今、電子ブックソフトを全面的に見直しすることになりました。

現場ではスピードが命。アプリ不要、強力な検索機能が必須

今まで使っていたメーカーも最新バージョンではモバイル対応もしているのですが、専用アプリが必要でした。スマートフォンが普及してきたとはいえ、工事業者様の中にはスマートフォンに精通していない方も多く、アプリをダウンロードすることは大きな壁となります。とにかくユーザーが面倒な手順を踏まずに「すぐ閲覧できる」仕組みが必要であるとの想いが大きくなりました。

各社調査したところ、自社のニーズに一番合ったのが、ブラウザ上で電子カタログが開けるFLIPPER でした。しかし、いくら専用アプリなしで閲覧できても、動作が重くては役に立ちません。その点、総合カタログのような分厚い冊子でも、FLIPPER は軽く、動作が非常に安定していました。 現場ではとにかくスピードが求められますので、FLIPPER の強力な「検索機能」は最高のパフォーマンスであると実感しております。工事業者様だけでなく、問屋様からも、「一瞬で目的の商品に辿りつけるようになった」とお声をいただいており、実際、営業への問合せも減少しています。

販売促進ツールとしても多くのベネフィットをもたらす

FLIPPER を使うことで、営業ツールとしても活用範囲が広がっています。

一度に多くの商品カタログを持ち歩いて営業に行くにも限度があります。FLIPPER でカタログをモバイル閲覧できるようになり、今後、営業担当はタブレットひとつで、すべてのカタログを常に持ち歩くことが可能になります。弊社は商品点数も多く、今後はチラシやリーフレットなどの販促物も増える予定です。それらも電子化して、販売促進ツールとして活用していく予定です。

制作もスピードが半分に。使い勝手を考え抜いたソフト設計

私を含め、何人かで電子カタログ作成業務に携わっておりますが、FLIPPER U の操作はマニュアルを見る必要もなく、直観的に操作方法を習得していました。
書き出しスピードは以前利用していた電子カタログ作成ソフトに比べて半分で済んでいます。FLIPPER U はユーザーインターフェースがとても良くできており、制作者の使い勝手がよく考え抜かれているソフト設計だと感心しております。