学生自らデジタルコンテンツ作成
桜の聖母短期大学
カトリックの精神に根ざした女性の品性や主体性、創造性を育む人間教育と、リーダーシッププランニングなど独自のキャリア教育により、社会や企業に求められるコミュニケーション力をベースに就業力を養う桜の聖母短期大学様。
何事に対しても「問う力」を身につけることを「真の大学教育」と捉え、専門知識を学ぶだけでなく、専門知識を活用し創造的に考えながら、新しい事実を発見していく能力を養うための共通科目教育に力を注いでいます。
桜の聖母短期大学様では、「聴く」「読む」「試す」の3つ力を養う学習コンテンツ作成ソフトe-LEARNING SUITEを導入して、学生自らコンテンツを作成しています。
利用例非公開
桜の聖母短期大学 加藤様に伺いました。
e-LEARNING SUITE 導入前にはどのような課題がありましたか?
本学内でのe-ラーニングを導入する際のポイントは、コンテンツでした。
既成で作られているコンテンツを導入するのではなく、本学の学生に合ったコンテンツを学生自らが作成できる仕組みを構築したい。そのために、色々と比較検討した結果、ロゴスウェアのe-LEARNING SUITEを導入することに決めました。
「学生自ら作成する仕組み」を詳しく教えていただけますか?
本学は、2年次に四大の卒業論文にあたる特別研究(必須)があります。
その特別研究の論文を従来のようなペーパーの印刷媒体ではなく、Webで閲覧できるように学生自らFLIPPER Makerを操作してデジタルブックにし、学内でWeb閲覧できるようにしました。まだ試行中の段階ですが、すべての学生の論文をWeb閲覧できるようにしたいと考えています。
THiNQ Makerは、情報演習の知識期末試験を作成したり、文章の書き方や謙譲語など学生自身が学習するうえで苦労したことをクイズコンテンツにするために使い始めました。ネタを集めるグループ、コンテンツ化するグループ、と効率よく分業しています。
また、学内にパワーポイントで作成したスライドがかなりの量ありますので、これらをSTORM Maker でプレゼン型コンテンツにする計画です。
各ソフトの操作性、学生の反応はいかがですか?
学生自身がコンテンツを作成する目的のひとつは、自分たちに合ったコンテンツを自ら作り、将来後輩たちにも活用してもらうこと。本学には「Big&Little制度」といって、2年生が1年生をサポートする仕組みがあります。その思想を活かし、与えられるのではなく、学生の視点でリポートすることは知識の習得度も大きく、より実用的なコンテンツになります。
また、デジタルコンテンツを作成することに関しては、先生より学生のほうが長けている場合もあります。「デジタル化」に対して敷居が低く、抵抗がありません。先生だけが教材制作する場合と比較すると、学生が参加する場合の生産性は飛躍的に伸びます。
作成されたコンテンツはどのようにご活用されていますか?
ある程度のパソコンスキルがあれば、特に迷うことなく操作できます。
「学生が使う」を条件としていましたので、誰でも、簡単に、サッサと作れる、をキーワードに探したところ、ロゴスウェアのe-LEARNING SUITE が条件にぴったりでした。
女子学生らしく、スキンを「ピンクで可愛くしたい」など、コンテンツ制作をクリアした、次なるリクエストも出てきています。
ロゴスウェアの仕事の進め方はいかがでしたか?
いつも大変お世話になっております。
ご丁寧な対応に毎々感謝しております。
*本記事は2012年3月に取材した内容をもとに構成しています。
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