オンライン学習大学ネットワーク UPO-NET
放送大学
放送大学UPO-NETは、大学などが必要としている基礎教育、初年次教育、リメディアル教育、キャリア教育などのeラーニング教材を作成、提供して、eラーニングの取り組みをバックアップしています。
今回、UPO-NETの配信教材の一部制作のため、ロゴスウェアのeLEARNING SUITEを導入。映像音声とスライドの同期コンテンツ「STORM」とテスト作成コンテンツ「THiNQ」を大学側で作成し、活用しています。
利用例UPO-NETを見る
放送大学 芝崎様に伺いました。
作成されたコンテンツはどのようにご活用されていますか?
放送大学では、高等教育機関などのeラーニングの普及や多様なメディアを活用した教育の実現のために「オンライン学習大学ネットワーク(UPO-NET)」を展開しています。
約1年前から本格的配信を開始し、従来よりFlashコンテンツを中心に展開していました。
しかし、昨今のタブレットやスマートフォンの急速な普及にともない、UPO-NETのコンテンツ対応に迫られておりました。 学内においてHTML5 でコンテンツを作っていたのですが、御社のことをご紹介いただき、iPad、iPhone、Androidに対応した安定されたコンテンツがすでに用意されていることがわかりましたので、新規コンテンツの開発から採用することに決めました。
eLEARNING SUITE 導入前にはどのような課題がありましたか?
UPO-NETのネットワーク内で受講できる教材として利用しています。
既存教材は、iPhoneに対応させるため、HTMLを読みこんで表示させていましたが、新規開発教材では、THiNQ Makerで日本語検定、ニュース時事など一問一答形式問題を作成しています。スクロールが不要で、タップして進むことができるため、取り組みやすいと好評です。
STORM Makerはスキンカスタマイズを施し、講義型教材として活用しています。
Flashムービーだけに限らず、MPEG-4対応は大きな評価点です。さらにSCORMに対応していることや、eLEARNING SUITEを導入したことで、マニュフェストファイルの生成も可能です。近々STORM Makerを利用して開発した教材を公開する予定です。
また、FLIPPER3 Makerは、英作教材や動画埋め込みなど出てきたところでブック型教材を作成していきたいと考えております。
eLEARNING SUITE導入後に改善されたことはありますか?
エンドユーザーの活用はこれからなので、まだ利用者側のフィードバックはないのですが、日本語検定試験の素材提供者にテストしていただいたところ、「以前に比べてiPadやiPhoneでの取り組みがしやすくなった」とのご意見をいただいております。
また、御社製品はバージョンアップもこまめで、それだけ機能向上や改善の状況対応が早いと感じております。Flash版はもちろんのこと、iOSやAndroidなどに迅速に対応している点も利用者としては安心感があります。
STORM Makerのカスタマイズはいかがでしたか?
放送大学のオリジナルスキンを作成いただき、イメージカラ―の青で統一しました。テロップ表示のフォントサイズ変更など、基本的にお願いしていたとおりに対応いただき満足しております。
ロゴスウェアの仕事の進め方はいかがでしたか?
御社ではセールス担当と開発者が一緒に対応していただけるので、技術的なことも直接開発者からフィードバックがあり高く信頼しております。既存の問題点を洗い出して現実的な提案をしてくださるなど大変参考になりました。
*本記事は2011年に取材した内容をもとに構成しています。
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